平成30年9月7日経済産業省HPにDXレポート ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開 といったレポートが掲載されております。今年の5月~8月までに経済界、有識者が集まりデジタルトランスフォーメーションついて議論、討論した報告書になります。今回はこのDXレポートについて簡単に書いてみよと思います。
DX~デジタルトランスフォーメーション~とは?
DXとはデジタルトランスフォーメンションの略であり、ITの進化が人類の生活をより良い方向に変化させるといった概念になります。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱されたといわれています。
2025年の崖
日本はDXが実現できない場合、2025年以降に毎年年間最大で約12兆円の経済損失が生じつ可能性があります。この事を2025年の崖と呼んでいます。とてつもない金額ですが現在でもDXに絡み年間約4兆円の経済損失が発生しているらしいです。
2025年までに考えられる問題点
・システムの維持管理費の高額化、IT予算の9割以上になる。
・既存基幹系システムの運用が21年以上。それら6割。
・IT人材不足 約43万人まで拡大。(現在は17万人)
・サイバーセキュリティー対策費用。
・レガシーシステム(旧システム)の保守運用、サポート等。
上記は一部を記載しただけですがそれら問題を廃棄や塩漬けにするもの等を仕分けしながら、必要なものについて刷新しつつ、DXを実現すると2030年に実質GDP130兆円超の押上げを実現する事が可能。
まとめ
かなりざっくりになってしまいましたがこのDXを推し進める事が大切になってきますね。AI、IOT、ビックデータ、RPA等関連する銘柄は沢山あるかと思います。実際に関連している銘柄で大幅上昇している銘柄も多々ありますよね。経済産業省などのHPを見る事も大切です。またタイミングを見つけて関連銘柄についてまとめたいと思います。
あと・・・話は変わりますがツイッターでも書きましたが4025多木化学が気になって仕方ありません。投資というよりバカマツタケ、これがとても夢があるように思えます。テレビ報道、株式分割発表によって株価はすでに上昇しているのですが量産化できるのはまだ先であり今後もチャンスがあるだろうと思っています。
4025 多木化学。これがずっと気になって仕方ない。今年は間に合わなかったけどキノコ屋の友人に来年分のバカマツタケ予約済み。調理してブログにあげる予定。実践、体験型投資法。 pic.twitter.com/9Rqq8qTyfq
— 元証券マン投資雑記 (@investingstock4) 2018年11月30日
読んでみよう
某大手証券アナリストレポート、今日の日経平均株価分析と考察(2018年11月29日・木曜日)
某大手証券アナリストレポート、今日の日経平均株価分析と考察(2018年11月28日・水曜日)
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