こんばんは、元証券マン山田(@investingstock4)です。
今日はとても面白い記事を見つけましたのでご紹介します。
題して「3月の株式相場はとても重要!今年の相場がわかっちゃう?」です。
大和証券 佐藤光シニアテクニカルアナリストの記事より。
3月相場に着目したアノマリーを発見したとの事です。
今年の相場はここまで1月、2月と連続高となりました。
年初2カ月連続高は1966年以降で21回目の事だそうです、
過去20回の日経平均株価を検証した所
1月、2月、3月
3か月連続高
した年は15回あったそうです。
その15回中の年間騰落は
14勝1敗
下落した年はITバブルが崩壊した2000年のみ。
年初3か月連続高した年の日経平均は強い
さらっと書きましたが
皆さんご存知ありましたか?
ちなみに上記14勝の内
11勝は年間騰落2桁を超える上昇となっています。
このアノマリー使えませんか?
逆に下落のアノマリーもありました。
1月、2月の2か月連続高は1966年以降21回目と上記で書きました。
過去20回の内、3か月連続で上昇したパターンは15回。
残り5回は下落したパターンとなります。
1月、2月が連続上昇して、翌月3月が下落するパターンです。
このパターンは検証回数は5回と少ないのですが
0勝5敗
1998年が9.8%安となり
他の4敗は2桁下落となっています。
1月上昇、2月上昇、3月下落となるとその年の日経平均は弱い
私が新しく知ったアノマリーです。
3月は重要な月。
3月の株式相場で今年の相場がわかっちゃうかもしれませんね。
個人的には上昇を期待しています。
ポイント
・年初3か月連続高した年の日経平均は強い
・1月上昇、2月上昇、3月下落となるとその年の日経平均は弱い
・毎年3月、4月はこの記事を思い出して下さい。
→その年の戦略を変える必要があるかもしれません。
参考記事
移動平均線の使い方!これを理解するだけで相場は楽になる?初心者向け(傾き、トレンド編)
元ネタは日本証券新聞3月5日号一面です。
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