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株式相場

コンデンサーとは?関連銘柄は?

2018年11月11日

こんにちは。

以前よりコンデンサー関連に注目をしていたので簡単に記事にしたいと思います。

コンデンサーとは?

コンデンサーとは電子機器に欠かせない部品です。電気を蓄えたり、放出したりする電子部品です。

皆さん小さな頃、電子機器(PC、ワープロ、ラジカセ等)を分解した事はありますか?

私は小さな頃、色々なものを分解しては組み立てて壊していました。(親には御免なさい。)

その当時は何もわかりませんでしたがその中にコンデンサーが入っています。

積層セラミックコンデンサー

アルミ電解コンデンサー

こんなやつです。皆さんみた事あると思います。

近年、ITの進化、電子機器の増加、電気自動車の普及を理由にコンデンサーの需要が急速に拡大しております。

またコンデンサー関連企業も各社増産を計ろうと工場、製造ラインの増設を発表しています。

 

コンデンサーの種類と関連銘柄は?

コンデンサーの種類は色々とありますが今回は2種類紹介します。

①積層セラミックコンデンサー

積層セラミックコンデンサ(以下MLCC)は、酸化チタンやチタン酸バリウムなどの誘電体と電極を多数積み重ねたチップタイプのセラミックコンデンサです。セラミックが持つ優れた高周波特性などのメリットを活かしながら小型で大容量を実現できるため、電子回路の広い範囲で使われるようになりました。特に大容量のMLCCはバイパス、デカップリング、平滑、バックアップなどに用途が拡がり、電解コンデンサやタンタルコンデンサからの置き換えも進んでいます。(引用元→太陽誘電HP

世界シェア

1位 村田製作所(日本) 約30パーセント

2位 サムスン(韓国)約20パーセント

3位 台湾の企業(台湾) 約10パーセント

4位 太陽誘電(日本)約10パーセント

その下に京セラ、TDKが続きます。

これは私の知識でだいたいなので参考までにして下さいね。(いい加減ですみません。)

もうシェアも変わっている可能性もあります。

②アルミ電解コンデンサー

アルミ電解コンデンサーは積層セラミックコンデンサー等他のコンデンサーと比べて蓄電能力が高く、大きさも大小様々なものに対応が可能です。しかしながら円形状の形状な為、使い勝手が悪い電子機器もあります。アルミ電解コンデンサーは各家庭の電気機器に1000個以上搭載されているそうです。パソコン、ゲーム、自動車等、用途も様々ですね。最近では車載用が注目されています。

世界シェア1位 日本ケミコン(日本)25%

その他 パナソニック、ニチコンなど。

こちらは詳細はよくわかりませんが1位が日本ケミコンで間違いなさそうです。

 

コンデンサー市場と関連銘柄まとめ

コンデンサーの用途としてスマホ、テレビ、PC等がありますが今後期待される分野は車載用のコンデンサーですね。各国環境規制の流れからガソリン車の廃止、禁止を打ち出しており、目標まで定めています。自動車メーカーもそれに対応できるよう施策しています。今回、コンデンサーの一番の注目は車載用になり、EVの普及によりコンデンサー需要が増えるというものです。EV1台あたりにコンデンサーが1万個以上搭載されるようです。また大手各社がコンデンサー工場の新設、ライン増設などを進めているのもEV化の流れに乗ったものでしょうね。

 

積層セラミックコンデンサー(MCLL)

6981 村田製作所

・MCLLの世界シェア1位。

・世界的に不調気味なスマホ、携帯、アップル関連、中国関連。

・先日の決算では上方修正。

 

6976 太陽誘電

・MCLLの世界シェア 4位

・11月9日(金曜日) 引け後に上方修正

 

アルミ電解コンデンサー

6997 日本ケミコン

・アルミ電解コンデンサー世界シェア1位

・カルテル問題で特損を計上

・カルテル問題の話は大方終了している。あとは民事等の小さな案件がいくつかあるとの事。

(上記は日本ケミコンのIRの方から聞きました)

 

他にも関連銘柄はありますが今回はこのへんで終了です。

それでは。

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