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株式相場

【3月相場】株式市場の特徴とアノマリーについて

2019年3月3日

こんばんは、元証券マン山田(@investingstock4)です。

 

今日は3月相場、株式市場の特徴とアノマリーについて書いていきます。

 

特徴とアノマリーを理解して、3月相場を乗り切りましょう!




3月相場、株式市場の特徴とアノマリー

3月相場 上げの特異日

3月4日(月曜日)

3月6日(水曜日)

3月11日(月曜日)

3月15日(金曜日)

3月18日(月曜日)

3月19日(火曜日)

3月25日(月曜日)

3月26日(火曜日)(3月権利付き最終日)

ポイント

・過去の日経平均株価の勝率6割以上の日を上げの特異日としています。

・傾向として毎週月曜日がすべて勝率6割以上となっています。

・3月権利付き最終日は26日、その前日25日は2日連続で上げの特異日となっています。

・携帯のスケジューラに上げの特異日を記入しておくと良いかもしれませんね。

3月相場 下げの特異日

3月7日(木曜日)

3月13日(水曜日)

ポイント

・過去の日経平均株価の勝率4割以下の日を下げの特異日としています。

・7日は日本のメジャーSQ前日

→SQ前は荒れやすくなる傾向があります。

・携帯のスケジューラに下げの特異日を記入しておくと良いかもしれませんね。



3月は決算期末の企業が多い

3月1日時点で東証に上場している企業は3,624社(※1)あります。

 

その内、2,339社(※2)が3月を決算期末としております。

※1 東証1部、2部、マザーズ、ジャスダックスタンダード、ジャスダックグロースの合計。東京プロマーケットは除きました。

※2 3月中に決算を迎える企業の為、3月末決算以外の企業も含めています。

 

ポイント

・決算期末の企業が多い為、配当取り、優待権利取りの動きが活発になりやすいです。

・3月権利落ち日では機関投資、金融機関が将来受け取れる配当金を見越して再投資する事があります。

金融機関は決算に向けて換金売り、空売りの買い戻しを行う

金融機関の決算は3月末です。

 

その決算期末に向けて保有株の換金売りや空売りの買い戻しを行う事が多々あります。

 

この動きは2月から3月末にかけて行う事が多いです。

 

換金売りに関しては換金しづらい中小型株から売却していく事が多いです。

金融機関は決算に向けてドレッシング買いを行う

ドレッシング買い、お化粧買いと言います。

 

金融機関は決算に向けて保有している株の評価額を高くしたい為、月末最終日に買いを入れる事があります。

 

月末最終日に株価が上昇すると金融機関のドレッシング買いが入ったという解説が出てきます。

 

3月末は本決算、年度末という事もありドレッシング買いが強く意識される月となります。

3月はレパトリエーションが意識される月

3月の決算期末に向けてグローバル企業は自国にお金を集める傾向があります。

 

レパトリエーションとは外国の子会社などの利益、保有している現金を自国に移す作業の事です。

 

保有外貨を日本円に換金する為、レパトリによって円高が進む事があります。

 

企業や投資家からしても外貨よりも日本円の保有が多い方がリスクが減り、評価されやすい為です。




3月は年度末。建設株への投資に妙味あり?

1月~3月は年度末という事もあり、公共投資が活発になります。

公共事業などを請け負う建設株や建設に関連する株には投資妙味があると思われます。

節分天井彼岸底

これは有名なアノマリーですね。

2月初旬の節分前後に高値を付けて、その後下落、翌月中旬に底入れするというアノマリーです。

今回のケースだと年末から株価は上昇基調にあり、直近高値を更新しつづけている為、当てはまりませんね。

個人的には3月中旬は相場の変化点になる可能性があるとは思っています。

新月満月

これも有名なアノマリーですね。

新月と満月は1カ月に1回づつあります。

15日おきに新月と満月を繰り返します。

新月、満月の日は相場の転換点になりやすいそうです。

また相場が荒れる事が多いとか。

15日って事は2週間と1日なので相場のサイクルとしてはそのくらいのペースで何か事件や転換点が発生していもおかしくはないですね。

証券会社勤務時代にベテランの投資家の方で新月満月を強く意識されている方がいました。

私はその方と出会ってこのアノマリーを知りましたがそのベテラン投資家の方は投資がとても上手い方でした。

今月は

3月7日(木曜日) 新月(下げの特異日と被りました。)

3月21日(木曜日・休場)満月



最後に

・日経平均株価の過去の勝率では毎週月曜日が強い傾向。

・3月7日(木曜日)は下げの特異日であり、相場の転換点アノマリーである新月。

・3月25日(月曜日)、3月26日(火曜日)は2日連続で上げの特異日(権利付き最終日前日と最終日)。

・金融スケジュールは別途お伝えできればと思います。

個人的には今回の3月相場は強いと予想しています。

ツイッターでも書きましたが昨年9月に日経平均23,000円を抜けて10月に24,000円を付けた相場と似ている様に感じています。

何度か挑戦した直近高値を抜けた後は一気に買いに走り大きな利益を得る事が出来たと記憶しています。

※最終的に高値でつかんだ銘柄もあり損切した記憶も。)

私の個人的な願望も含まれている為、参考程度にして下さい。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

参考記事

移動平均線の使い方!これを理解するだけで相場は楽になる?初心者向け(傾き、トレンド編)

2019年、各証券会社による株価予想!相場見通しについて。

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