おはようございます。
元証券マン山田(@investingstock4)です。
昨日、現在の紙幣が刷新されるという報道がありました。
今日は紙幣刷新関連銘柄について書いていこうと思います。
紙幣刷新関連銘柄
今回の報道では1万円札が福沢諭吉から渋沢栄一に、5千円札が津田梅子に、1千円札が北里柴三郎に刷新されるという内容でした。
また500円硬貨も新たなデザインが検討されているとか。
過去の紙幣刷新の歴史
1万円札
1984年
聖徳太子から福沢諭吉に。
5千円札
2004年
新渡戸稲造から樋口一葉に。
1千円札
2004年
夏目漱石から野口英世。
※2千円札は2000年に新たに発行された紙幣です。
上記のように紙幣は20年の周期で刷新されている事がわかります。
前回が2004年という事なので今回は2024年に紙幣が刷新される事でしょう。
紙幣刷新による特需は?
現在は2019年。紙幣刷新が2024年だとすると約5年間の時間があります。
この間に特需が生まれると思います。
どういった産業になるでしょうか?
まずは紙幣をする為の特殊印刷機が必要になります。
紙幣刷新の1番の目的は紙幣偽造を防ぐ為です。
(キャッシュレス拡大の為とも言われているので新紙幣の発行は抑えるのでは?という思惑もあります。)
偽札が蔓延すると日本円の信用が失われてしまう為です。
特殊な技術を使った印刷技術を使う為、特殊な紙幣印刷機が必要になります。
次にATM関連。
刷新された新紙幣の読み込みをできるようにする必要があります。
旧紙幣、新紙幣の両方を読み込む必要が出てくる為、システム改修、新システムの導入が必要になります。
次にATMと同じになりますが自動販売機、両替機、システム関連など。
自動販売機、両替機もATMと同様に旧紙幣、新紙幣の両方を読みこむ必要が出てきます。
システム改修の為の関連銘柄も出てくると思います。
紙幣刷新関連銘柄まとめ
6349 小森コーポレーション
6418 日本金銭機械
6419 マースグループHD
6428 オーイズミ
6457 グローリー
6504 富士電機
6588 東芝テック
6662 ユビテック
6703 沖電気
7521 ムサシ
他にも関連銘柄はあると思うので今後更新していきます。
逆に銀行、小売業などにとってはコストがかかりマイナス影響がでる可能性があります。
また刷新は2024年という話なので実需になるまでにかなり時間があります。
今後、4月~5月にかけて3月期決算企業の本決算、今期見通しの発表があります。
前期、今期の決算に関しては今回のニュース、テーマは関係ない為、急騰した銘柄には注意が必要かと思われます。
また上記銘柄の売り買いを推奨しているわけではありませんのでご注意下さい。
紙幣刷新関連銘柄は寄り付き高値、前場高値の銘柄が多かったですね。日経CNBCやツイッターを見ていても刷新は5年後なのでこの過熱感は続かないだろうとの発言が多かったです。
4月9日 15時更新