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コロナウイルスの影響で株式市場は大パニック
毎日、金融商品の価格変動が凄いですね。
こんなボラティリティの高い相場は、私の投資人生で初です。
もちろん、人によってはこのボラティリティの高さはチャンスであり、大きな財を築くタイミングかもしれません。
ツイッターを見ていても、多くの投資家が悲鳴を上げている様子。
今回のコロナウイルスの影響で金融商品だけでなく、実体経済にも大きな影響を与えています。
新型コロナ影響で倒産 沼尻温泉・田村屋旅館 東北で初 https://t.co/D8mOoy0RiE 福島民報 [県内ニュース] #fukushima #福島
— 福島民報 (@FKSminpo) March 11, 2020
これはコロナウイルスの影響で東北で初の倒産という記事ですが、温泉宿がある街では、外国人観光客の大量キャンセルでひどい事になっています。
私が好きだった関東近県の温泉宿も今月いっぱいで廃業とか・・・。
コロナウイルスの影響は、株式市場だでなく、実体経済に大きな影響を与えている事がよくわかります。
話がそれましたが、ここからは金融商品のお話です。
コロナウイルスの影響で、金融市場どのような影響をもたらしたのか。
代表的な指数を見てみましょう。
コロナウイルスの影響で株式市場、為替市場は大暴落

日経平均株価
(参照:ヤフーファイナンス 日経平均株価)

NYダウ
(参照:ヤフーファイナンス NYダウ)

ドル円
(参照:ヤフーファイナンス ドル円為替)
日経平均株価
2019年12月30日 終値 23,656円
2020年3月13日 終値 17.431円
昨年比 マイナス6,285円
下落率 マイナス26.5%
NYダウ
2019年12月30日 終値 28,664ドル
2020年3月13日 終値 23.185ドル
昨年比 マイナス 5,479ドル
下落率 マイナス19.1%
ドル円為替
2019年12月31日 終値 108.61円
2020年3月13日 終値 107.91円
昨年比 マイナス 0,7円
下落率 マイナス 0.6%
※ヤフーファイナンスより。
今回は、昨年から現在の下落幅、下落率を書きましたが年初来高値から年初来安値までの差はさらに物凄い事になっています。
ドル円の為替レートも101円台に突入した日もありましたよね。
チャートを見ても、数値を見ても恐ろしい相場だった事がよくわかります。
さて、こんな大暴落、大ボラティリティ相場ですが、直近で貴方の投資結果はどうでしたか。
タイミングよく大きな利益を取れた方もいれば、相場に振り回されて散々だった方もいると思います。
こんな相場展開なので、投資結果はとても大切です。
そして、その投資結果の理由、原因について考える良い機会だと思います。
ただ予想が当たった、外れただけでは進歩しません。
しっかりと理由付けをして勝因、敗因を考えましょう。
大暴落、大ボラティリティ相場の中で改めて貴方の投資について考えよう!
貴方の投資の目的は何でしょうか。
それは資産運用であり、将来の自分の資産を増やす為ですよね。
ここで大切なのは将来、いつまで投資をするのか。
どのような運用期間で投資をするのかという事です。
また、自分が定めたルール通りに運用しているのか。
そして、そのルールは正しいのか考えてみましょう。
短期デイトレ目的の方
短期的なデイトレ目的で投資をしているのであれば、利食いラインや損切ラインを決め、実行できているのか。
含み益が出た時、含み損を抱えてしまった時の対処法をどのように考えているのか。
特にデイトレをやっている人に多く見受けられるのが、含み損を抱えてしまった時の持ち越し。
持ち越しによって助かる事もあるでしょうが、当初の運用ルールから逸脱しており、運任せの投資になります。
これを繰り返せば、取り返しのつかない損失を抱える事になると思います。
また、デイトレをやっている人は、信用取引などでレバレッジを効かせている事が多いと思うので、逆方向に行ってしまった時の対処法がとても大切です。
そもそもレバレッジに余裕を持ちながら運用する事が大前提ですが、一度、ルールを逸脱してしまうと、周りが見えなくなり、ただただ損失に怯える事になります。
ポイント
・利食いライン、損切ラインをしっかりと決めているのか。
・含み益、含み損が出た時の対処法について決めているか。
・損失に怯えるあまり、運用ルールを無視していないか。
・相場状況に合わせて、運用ルールを変更する事も大切ですが自分に都合の良い、逃げの解釈になっていないか。
長期目的の方
長期目的で投資をしている方は、しっかりとしたゴールを定める事が大切だと思います。
これは私が証券営業をして学んだ事ですが、短期的な利益を目的にするより、明確なゴールを定めて、資産運用をした方が顧客からのクレームや問い合わせが少なかったです。
ゴールベースアプローチですね。
明確なゴールを定めて、その中で運用をしていれば、暴落が来てもそんなに不安にならないって事ですね。
60代、50代、40代、30代と年代によって、運用出来る期間は変わってきますし、リスクの許容度も変わってきます。
・運用できる期間があと1年、2年しかないのに、外国株式にフル投資している状態はおかしいですよね。
・運用できる期間があと30年あるのに、現金比率100%ではもったいないと思いませんか。
貴方は何歳ですか?いつまで投資をする予定ですか?
まずはそこから考えてみましょう。
ゴールが違えば、投資先やその比率が変わってくるはずです。
よく考えてみましょう。
ポイント
・貴方の投資のゴールはどこですか。
・いつまで運用をする予定ですか。
・長期目的なのに過度なリスクをとっていませんか。(レバレッジ)
・分散投資できていますか。
・積み立て投資の計画はありますか。