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米中首脳会談の結果と日経平均株価の分析と考察

更新日:

今日の日経平均株価終値は22,574円223円高でした。7日連続上昇。10月22日以来、ほぼ1か月ぶりの水準まで回復しました。NYダウ先物も場中に約500ドル高ほどで推移しており良い感じの相場になりましたね。今年の相場はここまで売り方の方が圧倒的に優っている感じがあるので今は焦っているでしょう。上昇の一番の要因は米中首脳会談の結果です。約3か月間の追加関税の先延ばし。根本的な問題が解決したわけではないのでまた1月下旬から2月上旬には再度悪い意味で注目される可能性があります。この三か月間で交渉を進めるようですがうまくいくかどうかが今後のポイントになりそうですね。個人的な考えですが相場の方は今週末~来週にかけて強くなっても良いのではと考えています。

移動平均線分析

移動平均線分析です。

2018年12月3日(月曜日)日経平均株価 終値 22,574円 223円高

日足

5日移動平均線→乖離率+1.40% 平均線より株価が上 → 〇

25日移動平均線→乖離率+2.91% 平均線より株価が上 → 〇

7営業日連続で上昇しているので5日線、25日線ともに右肩あがりですね。11月28日(水曜日)にゴールデンクロス、25日線の傾きも上昇してきています。2つの主要移動平均線が右肩あがりなのはとても良い状態と言えるでしょう。今後はプラス乖離がどこまでいくかがポイントですかね。

週足

今日は移動平均、乖離率は省略させて頂きます。

13週移動平均線 平均線より株価が下 → ×

26週移動平均線 平均線より株価が上 → 〇

ここ最近お話していた日経平均22,500円どころまで来ましたね。本日で株価は26週、52週移動平均線抜け。

来るべき所まではきましたね。

今後の動きは?

先月、ブログとツイッターで11月のアノマリーを3つ紹介しました。

この3つのうち2つ(11月陽線、感謝祭翌週の週足陽線)は達成。もう1つは来年2月にならないとわかりませんが個人的には期待している所です。今回の米中首脳会談の結果、追加関税が3か月先送りになりました。3か月先というと来年の2月末、3月頭にあたりますよね。その前に関税について色々な話が行われると思いますがその1か月前くらいからこの問題が意識される可能性がありそうですね。 そう考えると3つ目のアノマリーも達成してもおかしくないのではと思ってしまいます。ただ直近では日経平均株価は急上昇しており、移動平均線のプラス乖離率とか騰落レシオが気にされる所ではないでしょうか。冒頭にも書きましたが週末まで強い展開を期待しております。

今週は水曜日が米国株式市場が休場になります。また今週末は米国雇用統計になります。今マーケットの一番の関心事項は米国雇用統計になりますね。

12月7日金曜日 日本時間の22時30分に発表予定。

非農業者部門雇用者数の予想は20.5万人

失業率の予想は3.7%

米国は来年以降利上げペースが鈍化するのではと言われており、直近でも米国10年物国債利回りが低下しています。同時にその話は株価の上昇にもつながっています。12月FOMCでは利上げされるでしょうが今後の利上げペースも注目事項の1つですね。

日本株の話に戻りますが個人的には今週末くらいまで強い展開が続くのではと予想しています。これは私の期待が込められている考えなのであまり参考になりませんがね。笑

上昇機運が高まっている時期こそ注意は必要なのかもしれません。信用取引を活用されている方は預託率に注意し、余裕を持った取引をして下さい。上がっても下がっても対応できるよう意識しましょう。

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