こんばんは。
元証券マン山田(@investingstock4)です。
ついに本日12月12日、日本時間16時より、イギリスの総選挙が始まりました。
もうご存じだとは思いますが日本時間でのスケジュールを載せます。
テーマは、「イギリスの総選挙。日本時間スケジュールについて。FX、CFDをしている人は要注意。」です。
目次
イギリスの総選挙が始まりました。日本時間でのスケジュールは?
すべて日本時間で表記しております。
12月12日(木)
16時 投票開始
12月13日(金)
7時 投票終了
同時に出口調査を発表。
この出口調査で大勢が分かる。
過去4回の総選挙の内、3回は出口調査での大勢通りとなったそうです。
つまり、一番大切なのは7時からの時間帯。
この時間帯で大体の方向性がわかる可能性があります。
そして、選挙の結果は、保守党が下院(650議席)で、単独過半数を取れるかどうかがポイントです。
この早朝の7時ですが、FX取引やCFD取引は通常通り、相場が立っています。
イギリスの総選挙、開票と出口調査が行われる7時前後は要注意
FX取引、CFD取引を行っている方は12月13日(金)の早朝7時前後は要注意です。
特段、6時50分~7時10分の時間帯は、FX業者、CFD業者はこぞってスプレッドを拡大させてくるはずです。
なぜスプレッドを広げるのか?
以前、スプレッドについて記事にしているので良かったら、こちらも読んでください。
さて、スプレッドが広がりやすい状況についてですが。
①流動性が低い時
②経済指標発表前後
③ボラティリティが高い時
上の3つの時にスプレッドが広がりやすいです。
今回は、イギリス総選挙の開票、出口調査の発表が午前7時になるという事で、
①の流動性が低いとき、②については経済指標ではありませんが、大きなイベントになります、③ボラティリティが高くなる可能性がある時間帯。
この上記3点がすべて当てはまります。
恐らくインターバンク市場でもスプレッドが広がったり、金融機関によってはレート配信を止める所もあると思います。
そうなればFX業者はこぞってスプレッドを広げるでしょう。(仕方ない事ですが・・・。)
イギリスの総選挙、開票と出口調査が行われる12月13日早朝7時前に出来る対策
FX取引、CFD取引を行っている方は皆が注意すべきだと思います。
特段、維持率が低い方や追証制度がない証券会社を利用されている方はさらに注意が必要です。
対策として何が出来るのか。
①お金を入金して、証拠金維持率を高める。
②保有しているポジションを少なくする。
この2つのみです。
今回のイギリス総選挙は今後、イギリスがEUを脱退するのかどうか、どのような方針になるか、その起点となる大きなイベントです。
恐らく何かの報道がある度に1分足のローソク足チャートは、大きな上髭、下髭をつけるような相場展開が予想できます。
この上下を狙ってスキャルピングするのも良いかもしれませんが、スキャルピングされる方は、維持率に余裕を持った状態で行ってください。
大きな上髭、下髭をつけるような相場では、スプレッドが拡大する事が多いので最大レバレッジで取引をすると新規注文が約定した瞬間にロスカットになる可能性もあります。
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